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第144回 公開セミナー
| 日時 | 2026年4月18日(土)13:30 ~ 15:30(予定) |
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| 場所 | 公益財団法人倶進会事務所(東京メトロ 丸の内線・四谷三丁目駅より徒歩3分) |
| 題目 | 『独走的研究の軌跡』~プロローグとしての生化学、エピローグとしての炭素耕作~ |
| 発題者 | 養王田 正文 氏 (東京農工大学 工学府生命工学専攻 特任教授) |
| 講師略歴 |
生年月日 1959年12月15日 学歴 1982年 東京大学工学部化学工学科 卒業 1984年 東京大学大学院工学研究科博士課程前期課程 修了 1987年 東京大学大学院工学研究科博士課程後期課程 単位取得満期退学 1988年 工学博士 職歴 1987年 旭硝子株式会社中央研究所研究員 1991年 理化学研究所化学工学研究室 研究員 1996年 理化学研究所生化学システム研究室 先任研究員 1998年 東京農工大学工学部 助教授 2003年 東京農工大学 教授 2015年 東京農工大学 卓越教授 2015年−2019年 東京農工大学学長補佐 2023年ー カーボンネガティブの限界に挑戦する炭素耕作拠点 拠点長 2025年ー 東京農工大学 特任教授、名誉教授 |
| 概要 |
学生時代に指導していただいた西村肇先生は、『冒険する頭―新しい科学の世界』という著書の中で、次のように述べられています。「研究というのは、今まで人がやらなかったことをやることです。 ハイウェイのように、みんなが走っている道ではたいへんです。もっと速く走って列の先頭に出なければなりません。ハイウェイで追いつくには、ブロイラーのように何でもすばやく吸収してしまえばよいのです。しかし、本当の研究をするには、みんなが走りたがるハイウェイを降りて、まだ人が通ったことのない大地を歩く野生のにわとりになる必要があります。」西村先生の薫陶を受けた一人として、私は野生のにわとりのような独走的な研究を目指して取り組んできました。本講演では、私が研究者として歩み始めたきっかけと、現在ライフワークとして取り組んでいるプロジェクトについてご紹介いたします。 私は東京大学工学部化学工学科の出身ですが、F1-ATPaseというタンパク質に興味を持ち、自治医科大学の香川靖雄先生の研究室で研究を行いました。香川先生は、柿内三郎先生が主宰された東京大学医学部生化学教室にて院生および助手として研究されていました。さらに、柿内先生のミトコンドリア膜のリン脂質による再構成を端緒とする生体エネルギー研究において世界をリードされていました。F1-ATPaseは、細胞の中でATPという生体エネルギーの通貨を合成するタンパク質であり、この関連研究では2回ノーベル賞が授与されています。まず、香川先生との出会いとその研究について紹介させていただきます。その後も私は様々なタンパク質の研究を行い、柿内先生が創設された日本生化学会を中心に活動してきました。 2025年3月に退職しましたが、現在は国家プロジェクト「COI-NEXT」のひとつの拠点である「カーボンネガティブの限界に挑戦する炭素耕作拠点」のリーダーとして活動しています。 最後に、炭素耕作という新しいコンセプトと、その実現に向けた取り組みについて紹介いたします。 |
| お申し込み | 参加費無料:同好の方をお誘い下されば幸いです。 |